プレゼントや相場の引越祝情報

プレゼントとしての引越祝

引越祝のプレゼントは、引越祝としての品物自体ではなく、お祝いするという気持ちがメインとなるものですから、高額な贈物でなくてもかまいません。引越祝には花やギフト券をプレゼントしたり、現金を贈ったりと、贈るものはさまざまですが、相手に喜ばれる贈り物が一番で、金額にこだわる必要はありません。

 

ギフト券や商品券などは荷造りの時にもかさばらないし、相手が好きなものを選ぶことができるので、役に立ちやすい引越祝です。子供がいる人には図書券やおもちゃ券を引越祝としてプレゼントするという人もいるようです。

 

引越祝にアート・絵画や写真など、部屋に飾るものをプレゼントするという人も多いですが、最近では使い勝手のいいキッチンクロスのセットやシンプルな食器類、調味料セット、エプロンやタオルなどを贈るという人も増えています。

 

新築一戸建てを購入した人への引越祝・新築祝には、記念年や誕生年の年号ワインをプレゼントしたり、生花の質感で長期間楽しめるプリザーブドフラワーを贈る人もいます。

 

今では贈り物専門のサイトも数多くあって、お勧めの引越祝のプレゼントも紹介されているので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

なお、燃えることをイメージさせるライターやろうそく、炎をイメージさせる赤い花や服、赤い食器や装飾品などは、引越祝のプレゼントとして贈るのは避けましょう。

 

楽天市場で引越祝選び

引越祝の相場

引越祝の相場はいくら位なのでしょうか?引越祝として品物をプレゼントしたり現金を贈ったりしますが、金額が決まっているわけではなく、だいたいの引越祝の相場価格として引越祝の平均的な金額を目安にするとよいでしょう。

 

次に紹介するのは、あくまで引越祝の平均的な金額ですから、もちろんそれよりも多くても少なくてもかまいません。ただ、引越祝・新築祝を贈る際、あまり高額だとかえって相手に気を使わせてしまうので、だいたいの引越祝の相場などを参考にしながら、気持ちがこもっていて相手に喜ばれるような引越祝を贈りましょう。

 

平均的は数字で相場といえそうな金額としては、転勤で引越しをする人に引越祝を贈る場合には5,000円〜1万円、友人や知人の新築祝の場合も同じく5,000円〜1万円ほどです。親戚など身内の新築祝は1万円〜3万円、兄弟姉妹の新築祝は3万円ぐらいがだいたいの相場価格といわれています。

 

新しい家に住み始めるときは、初めの頃は何かと物入りなので、現金や商品券を贈るのでもいいでしょう。友人同士でお金を出しあって、高価なものを贈る方法もあります。

 

引越祝は品物や現金でなくてはならないという決まりはなく、荷造りの間にペットの面倒をみたり、小さい子どもがいる家庭なら子守りをするというのも一つの方法です。近所の人が引っ越す場合には、掃除を手伝ったり、近所の人達を集めて食事会を開いたりしてもよいでしょう。

引越祝のお返し

引越祝のお返しも、どうすればよいのかちょっと迷うことの一つです。引越しをして引越祝を贈られたら、通常はお祝い返しをします。

 

もっとも、引越祝をもらっていても新築披露に招待した場合には、そのことが引越祝・新築祝のお返しとなるので、あらためてお返しをする必要はありません。新築披露に来なかった人には、内祝いとして引越祝・新築祝のお返しを贈ります。

 

引越祝のお返しは、お礼状とともに転居先の特産品を贈ったり、石鹸や洗剤、菓子折りなどを贈ることが多いようです。金額は、いただいたものの3分の1〜半額程度が目安といわれています。あくまで目安ですので、引越祝と同様、お返しも決まりはありません。

 

戸建ての新築ではない場合でも、引越祝のお返しとして、品物などは贈らずに転居先に引越祝をいただいた人達を呼んで、食事会を開く場合も多いようです。引越しを手伝ってくれた友人に食事をふるまうのもよいでしょう。おおがかりな引越しの場合などに、引越し業者の作業員の方へ寸志として3,000円ほどを渡す場合も多いようです。

 

引越祝のお祝い返しのマナーとしては、お返しの品に紅白の蝶結びののし紙を付け、表書きは御礼として贈ります。なお、会社の人や近所の人から贈られた餞別は、基本的にお返しは必要ありません。お礼状を送る程度でよいでしょう。